突然ですが、『ボードゲーム』と一言で言ってもその種類は数えきれないほどあります。
少人数専用の勝負性の強いゲームもあれば、運を程よく絡めた一喜一憂するゲーム、コミュニケーションを取り勝敗よりもその場の盛り上がりを楽しむゲームなどなど。
そのどれもがとても魅力的でボードゲーム制作者さんには「こんなに面白いシステムをよく思いつくな!?」と驚かされます。
オススメのパーティゲームを紹介
今回の記事では多人数(5人以上)で遊ぶときにお勧めしたい、私が遊んできた中でイチオシの『パーティゲーム』を3つ紹介していこうと思います。※もちろん5人以下でも楽しく遊べます!
何をもってパーティゲームと言うのかは人それぞれだと思うので、今回は『勝敗を気にせず楽しめるもの』として紹介します。
JUST ONE (ジャストワン)
まず初めに紹介するのは『JUST ONE』
このゲームは参加者全員で協力しあう完全協力型ゲームです。
簡易ルール説明
- 親を一人決めて親以外のプレイヤーに今回のお題を提示します。お題は大体単語です。
- その後、お題を見たプレイヤーは誰にも見られないよう「親にそのお題を連想させるような言葉」を手元のボードに書きます。
- 親以外のプレイヤーだけで言葉を書いたボードを確認し合います。
- 同じ言葉を書いていたプレイヤーが複数いた場合、そのボードを倒し見えないようにします。
- 残ったボードを親に見せ、その言葉たちから親がお題を見事当てれたらクリア!おめでとう!
このゲームの面白いところはなるべく直接的なヒントになる言葉を書きたい気持ちを持ちながらも他のプレイヤーも同じ言葉を書いているんじゃないかという不安を併せ持つところですね。
みんながお題の直接的なヒントになりそうな言葉を書くと他プレイヤーと言葉が被ってしまい、結果的に見えるヒントが少なくなる。
かといって、みんなが被りを嫌って少し外した言葉を書くと親はお題を当てづらくなってしまう。
そんな葛藤を楽しめるゲームです!
もちろん親側でお題を当てるのも楽しいし、ヒントを見て悩む親プレイヤーを見るのも楽しいですよ。笑
テレストレーション
次のゲームは『テレストレーション』
このゲームを一言で表すなら絵の伝言ゲームです!
簡易ルール説明
- プレイヤーそれぞれにお絵描きボードが配られます。まずはそれに自分の名前を書きましょう。
- サイコロを振ってお題が決まります。お題はプレイヤーによって違います。
- 他のプレイヤーに見られないようにボードに今回のお題を書き、次のページに1分間でそのお題の絵を描きます。頑張って描こう!
- 時計回りにお絵描きボードを回し、最初のお題を確認せず隣の人が描いた絵だけを見て何が書いてあるのか次のページに書きます。ここは文字を書きます。
- 時計回りにお絵描きボードを回し、隣の人が書いた言葉だけを見て次のページにその絵を描きます。
- 4→5→4→5…を人数分繰り返し、自分の名前が書かれたお絵描きボードが手元に戻ってくるまで続けます。
- そのあとは発表会!最初のお題がどれだけの曲解を経てどんな言葉になっているか楽しみましょう!
絵で伝言しなければいけない難しさはあれど、「私は絵が描けないから…」と心配する必要はありません。
むしろ絵が苦手な人(以降画伯と呼びます)がいるおかげで、このゲームはより盛り上がります!
画伯が頑張って描いた絵からお題を読み取れた時、感動が生まれます。
画伯が頑張って描いた絵がむちゃくちゃで何か分からない時、笑いが生まれます。(笑)
お絵描きゲームであれど、絵を描くスキルは全く必要ありません!
もちろん絵が上手な人がいれば、その人の描いた絵を見るだけで盛り上がることができます。
どんな人がいても楽しめる上にメンバーを変えればまた違った面白さが生まれるのがこのゲームの素敵なところです。
ゲスクラブ
最後に紹介するゲームは『ゲスクラブ』
名前だけ聞くとゲスいゲームなのかと思いますが『Guess(推測する)』方の意味です。
私も最初に名前だけ聞いたときは対戦相手に対して「ゲスいことをやるんだろうな…」と胸を躍らせました。心を痛ませました。
簡易ゲーム説明
- 誰かがカテゴリーカードを引き、全員に今回のお題を発表します。
お題は『かっこいいもの』『アニメキャラ』『おでんの具』『休日の過ごし方』など様々です。 - 6枚の回答カードが配られるので他のプレイヤーに見られないようにお題に当てはまるものを6個書き出します。
例:お題『身に着けるもの』
→ 眼鏡、腕時計、ネクタイ、ネックレスなど - 全員が6個書けたらゲーム開始!
- 順番に書いた回答カードの1つを公開しながら発表していきます。※省略しますが他のアクションもあります。
- 自分の発表で他のプレイヤーが同じものを書いていたらポイントGET!
- しかし、誰も同じものを書いていたプレイヤーがいなかったら失点です。
- 発表を聞くプレイヤーは発表されたものが一致したらその回答カードを公開していきます。
- 時計回りで発表者を変え、誰か1人がすべての回答カードを公開できたらゲーム終了!
回答カードが残ってしまったプレイヤーは枚数に応じて失点となってしまいます。
このゲームはある程度誰でも思いつくようなことがしっかり推測できていたら点数が高くなります。
しかし、「これはみんな書いているでしょ!」と発表した事柄が実は他のプレイヤーからしたら少し外れている考えだったりすると失点してしまう上、発表の際は少し恥ずかしい思いをするかもしれません。笑
発表のあとの共感、驚き、関心などなど、いっぱい話し合ってください。
そういった感情を他のプレイヤーと共有できるところがこのゲームの楽しいところです!
あとは「ちょっとマイナーかもしれない…」と思ったものが1人でも被っていたりするととっても嬉しくなりますよ。
最後に
いかがだったでしょうか。
簡単な紹介でしたが、どれもが自信をもってオススメできる面白いゲームです。
個人的な意見ですが、パーティゲームの魅力的な点の一つとして会話による交流を生み出しやすく、ゲームを楽しむことにプラスして人と話す楽しさも感じられることだと思っています。
百聞は一見に如かず。ですので、気になるものがありましたらぜひ自分で遊んでその楽しさを実感していただければと思います。
もちろんBrightには3つとも完備してますのでいつでも遊びに来てください!(大声)
当たり前ですが、紹介した3つ以外にもまだまだ数えきれないほどの素敵なゲームがあります。
この記事がキッカケでボードゲームをより興味を持っていただけたら嬉しいです。